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スタイリスト×エルゴポック(Hergopch)

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小川カズ,HERGOPOCH

”Hergopoch meets People”と題して、ロゼストのプレス兼バイヤーである五十嵐がさまざまな分野で活躍する方をお招きして対談形式でお送り致します。今回はスタイリスト 小川カズさんをお迎えします。

 

 

五十嵐:
こんにちは。今日はスタイリストの小川カズさんをお迎えして、エルゴポックのブリーフケース、BF-1とBF-2について 色々とお話をお伺いしたいと思います。宜しくお願いします。
小川さん:
どうも! もう飲んでます・・・(笑)
五十嵐:
ゴチャゴチャっと並べさせていただいたんですけども、このモデルはエルゴポックの中でも売れ筋のモデルでして、 黒、茶系だけでなく、ネイビーやレッド、グリーンなど、色バリエーションが豊富な点が他ブランドにはあまりなく このモデルが支持されている要因の一つなのかなぁと思います。 ただ、実際にビジネスシーンでこういったカラーのバッグを使うとなるとなかなか難しいという声が多くて・・・
小川さん:
何が難しいんだろ? 会社の規制なのかな?人事云々?自己規制?
五十嵐:
いや、会社的なとかではないでしょうね。 実際、たとえば今ビジネスでネクタイの必要性ってどんどんなくなってきている訳ですよね、ほんの10年くらい前までは 仕事人として誰もが当たり前に無意識にしていた慣習がもはや過去のものになりつつある。 同じように何かキッカケがあれば、ビジネスのシチュエーションでも、皆さんもっと色を楽しんでバッグを使うようになるのではとは思いますね。
小川さん:
というか、一番最初のキッカケだよね、バッグが。逆に他のアイテム、例えば赤いジャケットを着ていけるかっていうと なかなか難しいよね。僕らで言う「挿し色」的に一番使いやすいのがバッグだと思うけどなぁ
五十嵐:
なるほど!例えばこのモデル(BF-2 RED)、ジャケットを合わすとしたら何色がイージー且つお洒落にコーディネイトし易いですかね?
小川さん:
イージーなのはそれこそネイビージャケットだろうけど、僕だったらグレンチェックのクラシックな感じとかベージュ系のグラデーション 何かがイメージかなぁ。赤って言ってもマットな質感だし僕からいうと・・・「ブラウン」(笑)
五十嵐:
じゃあ足元はブラウンの靴を合わせればいいってことですか?
小川さん:
そうそう。ここらあたりのグリーンのバッグも使い易そうに思うけどね、すごく綺麗に色が出てるね、この中で自分が使うとしたら このグリーンかな!
五十嵐:
グリーンは何色と合わせます?
小川さん:
うーん、何色ととかいうんじゃなくて、何でも合いそうだよね、冗談ぬきに(笑) オレの感覚が変なのかなぁ?
五十嵐:
店頭の声を聞いていると、色を決めるキッカケが「無難だからこっちにしとくか」的なことがよくありますね。 ファッションって自分っぽさをどう出すかだと思うのですが・・・
小川さん:
そうだね、僕の若い頃なんて今みたいにファッションの選択肢がいっぱいなかったんだけれども、やっぱり気持ち優先というか こういうデザイン着ていったらみんなどういう反応するんだろうとか、この色着てる奴いないだろうなとか、あまりディテールとか にとらわれずに、自分の気分に合うものを選んで着てたなぁ。これ着て行ったら彼女はどんな反応するんだろうってね(笑)。 なんか下世話な話かもしれないけど、そういうのがファッションの原点だと思うんですよね。
五十嵐:
まさにその通りだと思いますね。
小川さん:
僕の中には合わせやすいから買うなんていう発想がないんですよ、見て、あっイイなぁって思ったら買っちゃうんですよね。 やっぱりまず目に飛び込んできて、このデザイン好きだなとかこの色ステキだなとか、 いわゆるファーストインプレッションで欲しいっていう「出会い」がファッションの楽しみだと思うんだけどなぁ。
五十嵐:
僕も欲しい物と出会うと、頭から離れなくて仕事も手に付かない時があります(笑)
小川さん:
合わせることを余り考えすぎない方がいいと思うよね、むしろ欲しい物をとりあえず買っちゃって、あとはそれに合わせるものを 考えていく作業の方が楽しいし、純粋じゃないですか!そういう意味では色の冒険も楽しいと思いますよ。
五十嵐:
雑誌やテレビでカズさんの手掛けたコーディネイトを拝見するたびに、色の使い方が上手くて非常に参考にさせていただいてます。 普段からいろんな色に慣れ親しんでいるからこそなセンスだと思うのですが、正直難しいと考えてしまう方が多いと思います。
小川さん:
うーん、何かキッカケだと思うんだけどね、よく言われるのは日本人には色気がなさ過ぎると・・・イタリア人は色気がありすぎるんだけど(笑) それって単純にカラーリングという意味だけじゃなくて、雰囲気というかフェロモンというかね、醸し出すもの全般の色気なんだけど。 そういう醸し出すものとカラーリングって非常に共通するものがあると思うんだよね。 例えば雑誌見てるとイタリアオヤジやマダムがかっこいい、見習おうみたいな特集ばっかじゃない、何故かっていうと結局「色気」が欲しいんだよね。 で、オッと思ってファッションページを見てみると全身真っ黒とかグレー系とか・・・
五十嵐:
確かに、ベーシックカラーの着まわし術とか、最近多い気がしますね。
小川さん:
そうじゃなくって、例えばバッグや小物、細かなものなら時計の革ベルトとか、そういった部分でまずは色を取り入れて遊んでみるっていうのかな そういうちょっとした変化からファッションの幅って自分が思う以上に広がったりする場合もあるからね。 色によって自分のテンションが上がったりっていう効果もあるんだよ。
五十嵐:
人間の目にまず飛び込んでくるのは色ですからね。 今日、カズさんのご自宅にお邪魔させていただいている訳ですけど、ぶっちゃけ色の統一感ってないですよね!
小川さん:
ないです(笑)
五十嵐:
でもカズさんの世界観っていうのが垣間見えるというか、これはやっぱり色んな欲しい物、その欲しいっていうのは さっき話に出たように、カズさんのファーストインプレッションで欲しいと思ったものの集積なわけじゃないですか。
小川さん:
そうそう、本能のままに買い集めたっていう感じ。
五十嵐:
その好きなものの集積がこうやって個性というか、カズさんの雰囲気、世界観となって表現されてるってことですもんね。
小川さん:
洋服にしても全く同じ事が言えると思うよ。このインテリアだってココに置こう、あそこに飾ろうとか思って買ったものなんて なくって、何となく感覚でレイアウトしてるだけ。 ワガママ放題だよね。でも何となく落ち着くっていうか、自分勝手でいいんだよね。
五十嵐:
この空間、ほんとに落ち着きますね。
小川さん:
合わせるって事でいうと、対外的な目が多分に入ってるんだと思うんだけど、本来ファッションなんだからもっと自分勝手でいいと思うよね。 そうじゃなきゃファッションって楽しくないじゃない。
五十嵐:
ちょっと面白いものを着たり持ってたりすると話題づくりにもなりますし。
小川さん:
いわゆるアメリカの大統領が演説時には赤いネクタイをする伝々みたいなパワードレッシング論ってあるじゃない。 あれって日本人からしてみれば、ちょっと恥ずかしいとか思ってしまうんだろうけど、 自分の持ってる内面の力をファッションでアピールするって素敵な事だと思うんだよね。 まぁ今の時代、赤や黄色のネクタイじゃないかもしれないけど、それをバッグはじめ、小物で代用するっていうのかな、 自分というものをファッションを通してアピールしていくって事。 いうなればもっともっとファッションを武器にして欲しいと思いますね。
五十嵐:
なるほど。エルゴポックの豊富なカラーバリエーションもビジネスシーンの武器にするという事ですね!
小川さん:
その通り。自分のカラーを作れて自己アピールできる事こそがファッションの最大の魅力だと思います。
五十嵐:
本日は色々とお話をいただき、有難うございました。
 
スタイリスト×エルゴポック(Hergopch)

小川 カズ

ファッションディレクター
&フォトグラファー

東京、青山生まれ。暁星学園卒業後、80年代半ばから当時まだ数少ないスタイリストとして活動を開始し、巧みな色使いと都会的な洗練さが評価され20代で不動の地位を築く。ファッションセンスの高さで知られる堺正章をはじめ、石田純一、片岡鶴太郎、武田修宏など数十年を超えて担当する芸能人も少なくない。99年からはフォトグラファーとしても活躍。企画、構成、スタイリング、写真と、全てを同時にこなす貴重なトータルディレクターとして精力的に活動中。その他ライフスタイルから伴う,食や,暮らしのバランス感にも定評があり、レストランなど店舗のデザインやコメントなどその活動は多喜に渡る。

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